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大萩康司デビュー20周年記念リサイタル

~ギターは耐え、そして希望し続ける~

場所
兵庫県立芸術文化センター神戸女学院小ホール
日付
2020年9月4日(金曜日)
時間
19:00開演(18:30開場)
料金
A4000円 B3000円(全席座席指定)

プログラム

F. モンポウ:コンポステラ組曲
A. バリオス:大聖堂
池辺晋一郎:ギターは耐え、そして希望し続ける
L. ブローウェル:ラ・グラン・サラバンダ  ほか

大萩 康司 Yasuji OHAGI, Guitar 

高校卒業後にフランスに渡り、パリのエコール・ノルマル音楽院、パリ国立高等音楽院で学ぶ。ハバナ国際ギター・コンクール第2位、合わせて審査員特別賞「レオ・ブローウェル賞」を受賞。その後4年間イタリアのキジアーナ音楽院でオスカー・ギリアに師事し、4年連続最優秀ディプロマを取得。ギターを萩原博、中野義久、福田進一、キャレル・アルムス、アルベルト・ポンセ、オリヴィエ・シャッサンの各氏に、ソルフェージュを山田順之介、リュート、テオルボ、バロック・ギターをエリック・ベロックの各氏に、室内楽をラスロ・アダディ氏に師事。
これまでにNHK「トップランナー」「スタジオパークからこんにちは」「ららら♪クラシック」やTBS「情熱大陸」、テレビ朝日「題名のない音楽会」等メディアへの出演多数。
近年では2019年夏にNHK交響楽団(井上道義指揮)と「アランフェス協奏曲」を演奏し好評を博したほか、ラ・フォル・ジュルネTOKYO、セイジ・オザワ松本フェスティバル、霧島国際音楽祭、宮崎国際音楽祭等の代表的な音楽祭に定期的に招かれている。また、モスクワ、コロンビア、キューバ等海外の国際フェスティバルにも招かれ、2019年9月には台湾国際ギターフェスティバルにソリスト&マスタークラス講師として参加。
これまでに18枚のCDおよび2枚のDVDをリリース。新譜は、東京都交響楽団首席オーボエ奏者の広田智之とのデュオCDのほか、メゾ・ソプラノ波多野睦美との「プラテーロと私」全曲録音。2020年には演奏活動20周年を迎え、全国各地にてソロ・リサイタルを予定。
第6回ホテルオークラ音楽賞、第18回出光音楽賞受賞。洗足学園音楽大学客員教授。

「これから」の指標として   池辺晋一郎 
 近年、日本の若い世代のギタリストの台頭は、目を見張るほどすばらしい。そのなかでひときわ光を放つのが、大萩康司だ。
 技術や音楽性は言うまでもないが、ここではその企画力、行動力を特筆したい。
 先日、彼が立ち上げた自主レーベル「MARCO CREATORS」の2枚組CD「プラテーロとわたし」を聴いた。メゾソプラノ 波多野睦美さんとの協働によるカステロヌオーヴォ=テデス コの名作が、これまで聴いたことのない輝きに満ちていて、 感動した。
 その大萩康司の、ソロ・ツアー!デビュー20周年を記念するものだが、それは辿ってきた20年の道に「これから」の指標を明確にプラスさせる新鮮さにあふれている。拙作のタイトルどおり──耐えてきたものを「これから」へ、すなわち 希望へと変えるツアーになることは、間違いない。