NEW
ベートーヴェン「第九交響曲」の夕べ「労音」75年/「大阪新音」改組・改称50年記念
会場 | フェスティバルホール 座席表を見る(PDF) |
---|---|
日程 | 2024年12月11日(水) |
時間 | 19:00開演(18:00開場) |
料金 | S席 : 6300円(プレミアムS席 : 6800円) A席 : 5500円 Box席 : 7500円/大阪新音会員 S席 : 5600円(プレミアムS席 : 6000円) A席 : 4800円 Box席 : 7000円(全席座席指定・税込) ※未就学児童は入場いただけません。 |
チケット購入 | 大阪新音
[その他の販売所]
|
チラシ |
プログラム
ベートーヴェン:「 エグモント 」序曲Op.84
ベートーヴェン:交響曲第9番ニ短調Op.125「合唱付き」
杉本 優(指揮)Yu SUGIMOTO
1990年京都生まれ。ウィーン国立音楽大学ピアノ室内楽科を経て、ハンブルク音楽演劇大学指揮科卒業。指揮を小澤征爾、湯浅勇治、Ulrich Windfuhrの各氏に師事。在学中、日本人で初めてドイツ音楽評議会「Dirigentenforum」オーケストラ指揮部門に登録された。2013年、小澤征爾氏の推薦により、同音楽塾演奏会でデビュー、さらに同年にサイトウ・キネン・フェスティバル松本の青少年のためのオペラ「ヘンゼルとグレーテル」を指揮しオペラ・デビューも果たす。
ハンブルグ響、バーデン=バーデン・フィル、ブレーメン・フィル、アブルッツィ響をはじめとするドイツ・ イタリア各地のオーケストラを指揮。日本では神奈川フィル、京響、九響に客演。オペラのレパートリーも多い。19年及び21年ブザンソン国際指揮者コンクールのセミファイナリスト。21/22年シーズンより、ブレーメン歌劇場に指揮者兼務ソロ・レペティトールで所属。22年ロームシアター京都にてINAMORI ミュ ージック・デイを指揮。23/24シーズンは、オッフェンバック「天国と地獄」新制作を指揮する。24/25年シーズンより同歌劇場第二カペルマイスターに就任。
木澤佐江子(ソプラノ)Saeko KISAWA
相愛大学音楽学部声楽学科卒業、同大学研究科修了。第6回和歌山音楽コンクール一般の部第2位、第7回日本の歌コンクールにおいて審査委員長(中田喜直)賞受賞。
オペラでは「フィガロの結婚」、「魔笛」、「ドン・ジョヴァンニ」、「ルクリーシア」、「カルメン」、「ウィンザーの陽気な女房たち」、「ホフマン物語」、「魔弾の射手」、「メリー・ウィドウ」などに幅広い役柄で出演、「マノン・レスコー」、「トスカ」ではタイトルロールを演じ好評 を博す。「第九」、「メサイア」、「天地創造」、「ヨハネ受難曲」、「マタイ受難曲」 など宗教曲のソリストとしても定評がある。
現在、宝塚音楽学校講師、相愛高校・相愛大学非常勤講師。関西二期会理事。
八木寿子(メゾソプラノ)Hisako YAGI
福岡教育大学卒業、京都市立芸術大学大学院を首席にて修了。第81回日本音楽コンクール入選、第17回友愛ドイツ歌曲コンクール第1位、第9回東京音楽コンクール第1位など受賞多数。
日生劇場「ヘンゼルとグレーテル」、びわ湖ホール「ジークフリート」、「ローエングリン」、「ニュルンベルクのマイスタージンガー」などのオペラに、また、バッハ「マタイ受難曲」、モーツァルト「レクイエム」、ベートーヴェン「第九」、ヴェルディ「レクイエム」など多くの作品でソリストをつとめ、音楽誌などで高い評価を得ている。NHK-FM「リサイタル・パッシオ」に出演、「印象に残る演奏」と再度取り上げられた。
現在、京都女子大学非常勤講師。
水口健次(テノール)Kenji MIZUGUCHI
大阪音楽大学卒業、同専攻科修了。2003年上方オペラ工房「愛の妙薬」ネモリーノ役でデビューした。2006年文化庁・芸術団体人材育成支援事業 日本オぺラ団体連 盟人材育成オぺラ公演「ジャンニ・スキッキ」においてリヌッチョ役を演じた。2021年佐渡裕プロデュースオペラ「メリー・ウィドウ」にカスカーダ子爵役で出演、2022年には「ラ・ボエーム」にパルピニョール役で出演した。
そのほか、「トゥーランドット」のカラフ王子、「妖精ヴィッリ」のロベルト、「蝶々夫人」のピンカートン、「椿姫」のアルフレード、「カルメン」のドン・ ホセ、「こうもり」のアイゼンシュタインなど多数の役を演じている。
現在 上方オペラ工房メンバー、関西二期会準会員。
三原 剛(バリトン)Tsuyoshi Mihara
大阪芸術大学卒業。1991年第22回日伊声楽コンコルソ金賞、92年日本音楽コンクール第1位。翌93年、五島記念文化賞オペラ新人賞を受賞し、ドイツのケルンに留学。ハーゲン歌劇場、ヴィッテン、グンマースバッハ歌劇場に出演。国内でも『魔笛』(日生劇場)『フィガロの結婚』ほか多くのオペラに出演。2006年ヘンツェのオペラ「午後の曳航」で、ザルツブルク音楽祭、フィルハーモニー(ベルリン)、オーディトリウム (トリノ)に出演など国際舞台でも実績を上げる。NHK交響楽団をはじめ国内 主要オーケストラと共演を重ね、バロック期から現代作品に至る幅広いレパ ートリーで高い評価を得ている。
第9回新・波の会日本歌曲コンクール第1位、第7回グローバル東敦子賞、平成17年度大阪文化祭賞などを受賞。
大阪芸術大学演奏学科教授。
京都市交響楽団
京都市交響楽団(京響)は、市民文化の形成、青少年の情操を高めるために、古都京都の新しい文化創造の担い手として1956年4月に、日本で唯一の自治体直営のオーケストラとして創立された。その翌年の秋には早くも東京公演で熱演を見せた。この裏には、カール・チェリウス(初代常任指揮者)による厳格な猛練習があった。1959年、二期会との提携による「モーツァルト・オペラシリーズ」で全国を演奏旅行し、毎日音楽賞、大阪府民劇場賞、大阪府芸術祭賞を受け、さらに61年にはコミュニティー隆盛の先導役を果たした意義を評価され、文部省芸術選奨を受けた。
ハンス・ヨアヒム・カウフマン(第2代常任指揮者)、森正(第3代常任指揮者)の時期に、レパートリーの幅も近代・現代音楽にまで広げられ、楽団の規模も4管編成へと拡大された。
73年から98年まで、京都市は主として日本人による京響のための作曲を委嘱。定期演奏会で取り上げた。その中から5曲を収録した“京都をイメージとした作品集”(小泉和裕指揮)が78年「日本レコードアカデミー賞」を受賞した。76年最初の海外公演として香港公演を行った。
2008年4月、第12代常任指揮者に広上淳一、京響初の桂冠指揮者に大友直人が就任。23年4月から第14代常任指揮者に沖澤のどかが就任。さらに24年4月からは首席客演指揮者にヤン・ヴィレム・デ・フリーントが就任。京響は今、新たなステージへ向けて、名実ともに文化芸術都市・京都にふさわしい「世界に誇れるオーケストラ」として更なる前進を図っている。
大阪新音フロイデ合唱団
1962年、大阪労音(現 大阪新音)の会員によって設立された。63年以来ほぼ毎年、年末にベートーヴェン「第九」を上演している。また1970年から夏季にも、合唱を主とする管弦楽演奏会に出演している。これまでにブリッテン「戦争 レクイエム」をはじめ、オルフ「カルミナ・ブラーナ」、ベートーヴェン「荘厳ミサ」、デュリュフレ、ヴェルディ、フォーレ、ブラームス、モーツァルト各作曲の「レクイエム」、ヘンデル「メサイア」、マーラー「復活」、ブッチーニ「グローリア・ミサ」、シューベルト「ミサ曲第5番」、ハイドン「四季」、「天地創造」、小林研一郎「自作パッサカリアのテーマによる組曲」(大阪新音による委嘱曲、初演) など古今の名曲・大曲に取り組んでいる。2022年に60周年を迎えた。