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森 麻季ソプラノ大阪リサイタル2025

[イベント概要]

会場住友生命いずみホール
座席表を見る(PDF)
日程 2025年9月21日(日)
時間14:00開演(13:30会場)
料金 一般 S6000円 (プレミアムS6500円) A5500円 会員 S5500円 (プレミアムS6000円) A5000円 主催 大阪新音/協賛 住友生命いずみホール(一般財団法人住友生命福祉財団)
チケット購入 大阪新音

[その他の販売所]

森麻季プロフィール画像

愛と平和への祈りを込めて~幸せを夢見るヒロインたち~

プログラム

グリーグ:「ペールギュント」よりソルヴェイグの歌
カントルーブ:「オーヴェルニュの歌」よりバイレロ
ドヴォルザーク:「ルサルカ」より月に寄せる歌
レーフィチェ:雲の影
マスネ:「タイス」より タイスの瞑想曲にのせて
あなたは覚えているかしら? あの光輝く旅を
プッチーニ:「蝶々夫人」よりある晴れた日に
グノー:「ロミオとジュリエット」より愛よ、私を勇気づけて
ほか

森 麻季(ソプラノ) Maki MORI, soprano

東京藝術大学、同大学院、文化庁オペラ研修所修了後、ミラノとミュンヘンに留学。プラシド・ドミンゴ世界オペラコンクールをはじめ、多数の国際コンクールに上位入賞。1998年ワシントン・ナショナル・オペラでアメリカ・デビュー。ドレスデン国立歌劇場《ばらの騎士》、トリノ王立歌劇場《ラ・ボエーム》に出演を重ねて、国際的な評価を高める。2015年兵庫オペラ《椿姫》、2017年BCJオペラ《ポッペアの戴冠》、2020年BCJオペラ《リナルド》、2022年《椿姫》Bunkamuraシアター・オペラ・コンチェルタンテに出演し各紙で好評を得る。透明感のある美声と深い音楽性は各方面から絶賛され、日本を代表するオペラ歌手として常に注目をあびる。2022年より国立音楽大学客員教授。ワシントン・アワード、五島記念文化賞、出光音楽賞、ホテルオークラ賞受賞。

山岸 茂人(ピアノ)Shigeto YAMAGISHI, piano

東京藝術大学音楽学部楽理科卒業、同大学大学院(音楽学専攻)修了。在学中に夕宅食受賞。古典から近代にわたるイタリア歌曲を嶺貞子氏|こ、ドイツ歌曲を佐々木成子、ライナー・ホフマン各氏より学ぶ。ピアノを川口恒子、渡辺健二、高出紘子の諸氏に、また、音楽学を船山隆、本田脩の各氏に師事、声楽の伴奏者としては演奏家から常に深く信頼され、これまで著名な歌手と数多く共演を重ねる。森麻季とは30年来のコンビを組み、熟錬の技で全国の聴衆を魅了する。現雇、東京藝術大学声楽科伴奏助手、二期会イタリア歌曲研究会ピアニスト。

森麻季さんからメッセージをいただきました

歌うことは、祈ること
 音楽には、人の心を癒し、支え、希望を与える力があります。古来より、人は喜びの時にも悲しみの時にも歌を口ずさんできました。それは、歌が単なる旋律ではなく、心の奥底から湧き上がる祈りそのものであるからでしょう。私は、歌うことは、祈ることーーーこの思いを胸に、音楽を通して皆さまと心を通わせ、平和への願いを新たにできることに、深い感謝の気持ちを抱いています。
 2011年の東日本大震災の直後、「今、何が必要ですか?」という問いに、多くの人が「心を満たすものがほしい」と答えました。物資が足りない状況の中でも、人々は心の拠り所を求めていたのです。そして、その答えの一つが「歌」でした。音楽が持つ力、それは人々の心に寄り添い、痛みを和らげ、希望へと導くものだと、改めて気づかされました。
 世界を見渡せば、今もなお戦争や自然災害によって、多くの人々が苦しみ、不安の中で暮らしています。そんな時こそ、音楽が持つ力を信じ、平和への願いを込めて歌いたい。音楽を通じて、愛と希望を届けることができると信じています。
 私は歌い続けることで多くのことを学びました。声という楽器を磨くことは、生涯をかけた挑戦です。そして、その歌を通じて、人々の心に寄り添い、何かを伝えることができるのなら、それは私にとって何よりの喜びです。
 音楽は、言葉を超えて人と人の心をつなぎます。
 このコンサートが、皆さまにとって、大切な人を想い、愛と平和に心を寄せるひととき となることを願っています。祈りの歌が、皆さまの心にそっと寄り添い、明日への希望となりますように。 どうぞ、この特別な時間を、ぜひご一緒にお過ごしください。
 皆さまとお会いできることを、心より楽しみにしております。 

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