ベートーヴェン「第九交響曲」の夕べ   開催終了

[イベント概要]

会場フェスティバルホール
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日程 2023年12月13日(水)開催終了
時間19:00開演(18:00開場)
料金 S席:6200円 A席:5200円 Box:7200円(大阪新音会員:S席:5500円 A席:4500円 Box:7000円)
チラシ

プログラム

ベートーヴェン:「プロメテウスの創造物」Op.43序曲
ベートーヴェン:交響曲第9番ニ短調Op.125「合唱付き」

三ツ橋 敬子(指揮)Keiko MITSUHASHI

三ツ橋敬子小澤征爾、小林研一郎、ジェルメッティ、アッツェル、ジュナイト、湯浅勇治、松尾葉子、高階正光の各氏に師事。東京藝術大学及び同大学院を修了、キジアーナ音楽院より特別奨学金を得て学び、最優秀学生に贈られる名誉ディプロマを授与。2005年からウィーン国立音楽大学に留学し、翌年トスカーナ管弦楽団とのツアーを指揮してヨーロッパデビュー。 2007年ミラノ・ジュゼッペ・ヴェルディ交響楽団にてオペラデビューを果たした。2008年第10回アントニオ・ぺドロッティ国際指揮者コンクールにて優勝。併せて聴衆賞、ペドロッティ協会賞を受賞し、最年少優勝で初の3冠に輝いた。 2009年より小澤征爾音楽塾及びサイトウ・キネン・フェスティバル松本にて小澤征爾氏のアシスタントを務め、2009年の中国公演、2010年のカーネギーホール公演にも参加。2011年小澤征爾音楽塾中国公演では小澤征爾氏の代役で指揮、ピーター・ゼルキン氏と共演した。 2010年第9回アルトゥーロ・トスカニーニ国際指揮者コンクールにて女性初の受賞者として準優勝。併せて聴衆賞も獲得。これまでに札幌交響楽団、東京都交響楽団、読売日本交響楽団、東京交響楽団、東京フィルハーモニー交響楽団、神奈川フィルハーモニー管弦楽団、名古屋フィルハーモニー交響楽団、京都市交響楽団、大阪フィルハーモニー交響楽団、日本センチュリー交響楽団、関西フィルハーモニー管弦楽団、オーケストラ・アンサンブル金沢などに客演。その他スロヴァキア・フィルハーモニー管弦楽団などヨーロッパでの定期演奏会への客演も重ねている。

松井 るみ(ソプラノ)Rumi MATSUI

松井るみ帝塚山学院高等学校音楽コースを経て、神戸女学院大学、同大学院音楽研究科修了。フランス、セルジー・ポントワーズ地域圈立音楽院を審査員満場一致の最優秀成績で修了。帰国後、京都市立芸術大学大学院博士(後期)課程を修了し、博士号(音楽)取得。留学中から、メゾン・ド・キソや、パリ日本文化会館、映画祭や音楽祭に招聘され、帰国後の現在もフランスでの活動を続けている。フランス、ルーマンにおけるフランス歌曲コンクール第3位(2位なし)など多数受賞。オペラ出演のほか、ラター「マニフィカト」、フォーレ「レクイエム」、ベートーヴェン「第九」などのソリストとしても活躍している。日本演奏連盟・文化庁主催リサイタルシリーズ出演。現在、関西二期会準会員。東大阪大学、大阪芸術大学各講師。

西畑 賀世(アルト)Kayo NISHIHATA

西畑賀世大阪芸術大学大学院演奏表現Ⅱ(声楽)修了。美しく艶やかな声と豊かな表現力で、宗教曲からオペラまで多彩なコンサートにソリストとして出演。ブルガリア、ソフィア国際音楽祭に出演するなど国内外のオーケストラと多く共演。オペラでは「ヘンゼルとグレーテル」ヘンゼル、「カルメン」カルメン、「アマールと夜の訪問者」母親。またベルリオーズ作曲オラトリオ「キリストの幼時」のマリア役などをつとめ、ベートーヴェンの交響曲第9番、宗教曲においてはペルゴレージ作曲「スタバトマーテル」、モーツァルト作曲「戴冠ミサ」、團伊玖磨作曲交声曲「ひながたの道」などのアルトソリストをつとめるなど活躍の幅を広げている。現在、ザ・タローシンガーズ、京都フランス歌曲協会、なら万葉オペラ・ラボ・スタジオ委員。

清水徹太郎(テノール)Tetsutarou SHIMIZU

清水徹太郎京都市立芸術大学卒業、同大学院修了。第33回飯塚音楽コンクール第1位、第82回日本音楽コンクール入選、ほか多数で上位入賞。文部科学大臣賞、平成29年度坂井時忠音楽賞、平成30年兵庫県芸術奨励賞ほか多数を受賞している。「カルメン」「魔笛」「夕鶴」「オテロ」「サロメ」「ラインの黄金」「メデア」など50演目以上のオペラに主要な役で出演。指揮者からの信頼もあつく、エツシェンバッハ指揮「千人の交響曲」、チョン=ミョンフン指揮「第九」、ゼッダ指揮「スターバトマーテル」など国内外の演奏会でテノールソリストとして出演。現在、藤原歌劇団員、びわ湖ホール声楽アンサンブルソロ登録メンバー。京都市立芸術大学、大阪音楽大学、滋賀大学各講師。

三原 剛(バリトン)Tsuyoshi Mihara

三原 剛大阪芸術大学卒業。 1991年第22回日伊コンコルソ金賞受賞。92年第61回日本音楽コンクール第1位、同時に増澤賞、福沢賞、木下賞、松下賞を受賞。翌93年には、第4回五島記念文化賞オペラ新人賞を受賞し、後に五島記念文化財団奨学生としてドイツのケルンに留学した。以降、リサイタル活動やオペラ、オーケストラとの共演など意欲的に活動している。第9回新・波の会日本歌曲コンクール第1位、第7回グローバル東敦子賞、平成10年度大阪府舞台芸術奨励賞、第24回藤堂顕一郎音楽褒賞、平成17年度大阪文化祭賞などを受賞。バリトノ・カヴァリエーレ(騎士的バリトン)と評される豊かで気品にあふれる声は、国内外において多くの賞賛を集めている。大阪芸術大学演奏学科教授。

京都市交響楽団

1956年に創立し、日本で唯一、自治体が設置し、運営に責任を持つオーケストラ。2015年、広上淳一とともに「第46回サントリー音楽賞」を受賞、同年6月ヨーロッパ公演で成功を収めた。2023年4月から第14代常任指揮者に沖澤のどかが就任。 2024年4月からは首席客演指揮者にヤン・ヴィレム・デ・フリーントが就任予定。文化芸術都市・京都にふさわしい「世界に誇れるオーケストラ」として更なる前進を図っている。

大阪新音フロイデ合唱団

1962年大阪労音(現、大阪新音)の会員によって設立された。63年以降ほぼ毎年年末にベートーヴェン「第九」を上演している。
また1970年から夏季にも、合唱を主とする管弦楽演奏会に出演している。これまでにブリッテン「戦争レクイエム」をはじめ、オルフ「カルミナ・ブラーナ」、ベートーヴェン「荘厳ミサ」、デュリュフレ、ヴェルディ、フォーレ、ブラームス、モーツァルト各作曲の「レクイエム」、ヘンデル「メサイア」、マーラー「復活」、プッチーニ「グローリア・ミサ」、シューベルト「ミサ曲第5番」、ハイドン「四季」「天地創造」、小林研一郎「自作パッサカリアのテーマによる組曲」(大阪新音による委嘱曲、初演)など古今の名曲、大曲に取り組んでいる。2022年に60周年を迎えた。