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水谷川 優子チェロリサイタル ピアノ・黒田 亜樹

〜黒い白鳥の歌〜 ヴィラ=ロボスが愛したチェロを通して、人間讃歌を奏でる

[イベント概要]

会場あいおいニッセイ同和損保 ザ・フェニックスホール
座席表を見る(PDF)
日程 2021年3月13日(土)
時間14:00開演(開場13:30)
料金 4,500円(全席座席指定)
チケット購入 大阪新音

[その他の販売所]

チラシ
水谷川 優子

プログラム

サン=サーンス:白鳥
パルムグレン:白鳥
ヴィラ=ロボス:黒い白鳥の歌
ヴィラ=ロボス:DIVAGATION
J.S.バッハ:ヴィオラ・ダ・ガンバ・ソナタ第1番 BWV1027
ヴィラ=ロボス:バッキアーナス・ブラジレイラス(ブラジル風バッハ)第2番より
       「アリア 我らが大地の唄」
       「トッカータ カイピラの小さな汽車」 ほか

※曲目は変更になる場合がございます。

水谷川優子(チェロ) Yuko MIYAGAWA, Violoncello

「交響楽団の祖」と呼ばれる祖父、近衛秀麿の遺志により5歳からチェロを始め、桐朋学園女子高等学校音楽科卒業、同大学ディプロマコースを経て、ザルツブルク・モーツァルテウム音楽院首席卒業、同大学院修士修了マギスターの称号を得る。同時期にローマのサンタ・チェチーリア国立アカデミーのソリストコースにて研鑽を積みながらヨーロッパでの演奏活動を開始した。

今までに勝田聡一、松波恵子、ハイディ・リチャウアー、故アルトゥーロ・ボヌッチ、室内楽を故ハンス・ライグラフ、メナヘム・プレスラー、ハーゲン弦楽四重奏団の各氏に師事し、第6回東京国際室内楽コンクール優勝、併せて齋藤秀雄賞とアサヒビール賞を受賞、イタリア・カラブリア芸術祭コンクール優勝、ピネローロ国際室内楽コンクール2位、バロックザール賞など多数受賞。

最新のソロアルバム「CON ANIMA~魂をそえて」は『レコード芸術』誌で準特選盤、優秀録に選出。「勇気づけ、包んでくれるような暖かい音色」(東京新聞)「心をノックするチェロ」(毎日新聞)と評されている。ソリストとしての他に邦楽などの異分野アーティストとのコラボ(NHK第35回日本賞授賞式で能管の一噌幸弘氏と皇太子御夫妻のご列席のもとで記念演奏)や、「Ensemble Φ(ファイ)」「一山水」「Trio SolLa(トリオ・ソラ)」のメンバーとしても活動中。

現在、日本とドイツに拠点を置いて各国の音楽祭にソリスト、室内楽奏者として招聘されており、エジプトやヨルダンでもオーケストラと協奏曲を共演、現地の音楽院での指導も行い、2019年3月はシンガポールに招かれている。
活発なコンサート活動の傍らではライフワークとして少年院、ホスピスなどの施設を訪問して演奏を続けている。

ユニークな活躍ぶりが注目されラジオやテレビにゲスト出演も多く、2018年4月より1年間ラジオ番組 MUSIC BIRD「コンサートイマジンPresents 今トキ! クラシック」のパーソナリティを務める。
また、同年8月出演のNHK FM「長崎・祈りの音色」が平成30年(第73回)文化庁芸術祭にて優秀賞を受賞、その演奏が高評を受けた。

黒田 亜樹(ピアノ) Aki KURODA, Piano

黒田 亜樹の画像

東京芸術大学音楽学部ピアノ専攻卒業後、イタリア・ペスカーラ音楽院高等課程を最高位修了。
フランス音楽コンクール第1位。フランス大使賞、朝日放送賞受賞。ジローナ20世紀音楽コンクール現代作品特別賞受賞。現代音楽演奏コンクール(日本現代音楽協会主催)で優勝、第6回朝日現代音楽賞受賞。
卓越した技術と鋭い感性は同時代の作曲家からの信頼も高く、「ISCM世界音楽の日々」「現代の音楽展」「サントリーサマーフェスティバル」「B→Cバッハからコンテンポラリー」などに出演、内外作品の初演を多数手がけてきた。

現代音楽の分野にとどまらず、葉加瀬太郎(ヴァイオリン)、小松亮太(バンドネオン)、三柴理(筋肉少女帯)、藤原真理(チェロ)、漆原啓子(ヴァイオリン)、橋本一子(ジャズピアノ)、RIKKI(島唄)らと共演。ポップス、タンゴ、ワールド・ミュージック、アヴァンギャルド、舞台音楽など、ジャンルを超越したユニークな活動を行っており、TV番組やCM音楽の作曲やアレンジ等も数多く、作曲家植松伸夫氏の指名により収録した「ファイナルファンタジーXピアノコレクション」でも話題となる。
傾倒するアストル・ピアソラの演奏に於いて内外の評価を確立し、ビクターより2枚のアルバム「タンゴ・プレリュード」「タンゴ2000(ミレニアム)」をリリース。アルゼンチン・タンゴの本質を捉えた表現と大胆なアレンジは各方面で注目される。

以後、ミラノに拠点を構え、イタリアやスイスなどの作曲家・演奏家とのコラボレーションで、欧州各国へ活動の場を広げており、クラリネットのアレッサンドロ・カルボナーレとイタリア、日本で定期的にデュオを続けるほか、オーボエのダヴィド・ワルター、トランペットのアントンセン、プロメテオSQ、指揮のジョルジョ・ベルナスコーニらと共演する。サルデーニャ・カリアリのSpazio Musica現代音楽祭では、図形楽譜を含むブソッティ最新作、「Tastiera Poetica(詩的鍵盤)」(2008)を世界初演した。

イタリア・パルマのレッジョ劇場で、70年代ロックのカリスマ、キース・エマーソンの代表作「タルカス」を、作曲家マウリツィオ・ピサーティと共に現代作品として蘇演、ムソルグスキーの「展覧会の絵」との斬新な組み合わせで、聴衆に熱狂的に迎えられる。
引き続き、ミラノでレコーディングした3rdアルバム「タルカス&展覧会の絵」をビクターより発表。ロック、クラシックファン双方から支持されキース・エマーソン自身より賞賛される。

2009年シチリア・カターニアのエトネ音楽祭にて、ELPのフィルムとともに「展覧会の絵&タルカス」を演奏。満場の観客を総立ちにさせた。
20世紀作品を中心としたレパートリーでは、ソロ活動のほか国内外の主要なオーケストラ、アンサンブルと共演しており、レパートリーには、ジャズの即興演奏のカデンツァを含むレジス・カンポのピアノ協奏曲のほか、シェーンベルクのピアノ協奏曲、エマーソンのピアノ協奏曲、ジャレルのピアノ協奏曲「Abschied」、南聡のピアノ協奏曲「彩色計画」などが含まれる。

各地での活発なセミナーのほか、ミラノG.マルツィアーリ音楽院より定期的に特別講師として招かれ、国際コンクールの上位入賞者を多数輩出。ピアノ演奏法の優れた教師としても知られる。

水谷川 優子さんからメッセージをいただきました

「私の作品は、返事を期せずして書いた、後世の人たちへの手紙だ」

ヴィラ=ロボス



チェロの名曲、サン・サーンスの「白鳥」が午後に寛ぐ優美な鳥を思わせるなら、ヴィラ=ロボスの「黒い白鳥の歌」は神秘的な夕暮れのイメージだろうか。
ブラジルの民族音楽をクラシックの形式で表現して、自由・大胆かつ繊細な作品を1000曲以上生んだ南米の巨星はチェリストでもあり、敬愛したバッハへのオマージュである代表作「ブラジル風バッハ」(全9曲)はジャンルの垣根をこえた傑作として世界中で愛されている。
(ちなみに第1番はカザルスに献呈)

ヴィラ=ロボスの世界を追求して一緒にCDを録音した盟友ピアニスト 黒田亜樹さんを迎えて、やっと時代が追いついてきた「先駆者」の、斬新でどこか懐かしい音楽を味わっていただきたいと願っております!

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