阪田 知樹ピアノリサイタルシリーズ第2回   開催終了

[イベント概要]

会場兵庫県立芸術文化センター神戸女学院小ホール
座席表を見る(PDF)
日程 2022年12月16日(金)開催終了
時間19:00開演(18:30開場)
料金 一般 4,000円 大阪新音・神戸新音会員 3,600円(全席座席指定)
チラシ
阪田知樹

踊りは常に音楽に密接な関わりを持ち続けています。バロック時代には、フランス宮廷での踊りに影響を受け、舞曲を含めた組曲が多く書かれました。
その後時代とともに音楽は、舞曲のリズムと名を借りて、独自の世界に羽ばたいてきました。
芸術音楽に昇華された舞曲に由来する古今東西の作品をお楽しみください。

第2回 踊りから花開くピアノ音楽の世界

プログラム

J.S.バッハ:パルティータ第4番ニ長調BWV828
シューマン:蝶々Op.2
シュミット:ワルツ・ノクターン第1番Op.31
ラヴェル:高雅で感傷的なワルツ
ショパン:マズルカより
ショパン:バラード第4番へ短調Op.52

※演奏に先立ち18:45から阪田知樹による「プレトーク」を行います。
都合により、曲目などを変更する場合があります。あらかじめご了承ください。

リーフレット

  • 阪田知樹ピアノリサイタルシリーズ第2回リーフレット(PDF 1742KB)
  • ショパンを巡って-阪田 知樹がいざなうピアノ音楽の軌跡

    これからの予定
    2023年秋冬季
    第3回「連作集—新たな世界」
    ショパン:24の前奏曲Op.28
    シューマン:クライスレリアーナOp.16ほか

    ロマン派の時代に盛んに書かれるようになった小品が連なった楽曲。
    それはバロック時代の組曲にそのルーツを持ちつつも、感情の振れ幅の大きさや、詩的な表現、絶えず変化する表情などこれまでの音楽とは一線を画したものとなりました。
    シューマンとショパンによる連作集の最高傑作とその作品が後世に与えた影響を探ります。

阪田知樹(ピアノ)Tomoki SAKATA, piano

2021年エリザベート王妃国際音楽コンクール4位。
2016年フランツ・リスト国際ピアノコンクール(ハンガリー・ブダペスト)第1位、6つの特別賞。コンクール史上、アジア人男性ピアニスト初優勝の快挙。「天使が弾いているかのようだ!」-Leslie Howard-と審査員満場一致、圧倒的優勝を飾る。
第14回ヴァン・クライバーン国際ピアノコンクールにて弱冠19歳で最年少入賞。「清澄なタッチ、優美な語り口の完全無欠な演奏」-Cincinnati Enquirer-と注目を集める。
チェコの巨匠イヴァン・モラヴェッツ氏より高く評価されイヴァン・モラヴェッツ賞、ピティナ・ピアノコンペティション特級グランプリ、聴衆賞等5つの特別賞、クリーヴランド国際ピアノコンクールにてモーツァルト演奏における特別賞、キッシンジャー国際ピアノオリンピックでは日本人初となる第1位及び聴衆賞。
アレクサンドル・ラザレフ、ヴラディーミル・ヴァ―レック、レナード・スラットキン、アンドレア・バッティストーニ、ヤーノシュ・コヴァーチュ諸氏の下、シュターツカペレ・ハレ、チェコ国立交響楽団、ハンガリー国立フィルハーモニー管弦楽団、フォートワース交響楽団、NHK交響楽団、東京都交響楽団、東京交響楽団、東京フィルハーモニー交響楽団、日本フィルハーモニー交響楽団、読売日本交響楽団他と共演。東京クヮルテットメンバーとの共演など室内楽奏者としても活躍。
国内はもとより、世界各地20カ国で演奏を重ね、国際音楽祭への出演多数。クレムリン音楽祭では、オール・リスト・プログラムによるリサイタルを名ピアニスト、ニコライ・ペトロフ氏が「世界一のリスト」と絶賛。クライバーン・ショパン・フェスティバルでのオール・ショパン・プログラムによるリサイタルは、「ヴィルトゥオージティ、天性の叙情性、ピアノに対峙する真摯な姿が聴衆を感動の渦に巻き込んだ!」―Fort Worth Star-Telegram―と高評を得た。2018年には、ドイツの名門ライプツィヒ・ゲヴァントハウスにてリサイタルデビューを果たす。
幼少期より作編曲にも傾注、近年は委嘱を受け、初演の機会に恵まれている。
2015年CDデビュー、2020年3月、世界初録音を含む意欲的な編曲作品によるアルバムをリリース。内外でのテレビ・ラジオ等メディア出演も多い。
東京藝大附属高、東京藝大を経て、ハノーファー音楽演劇大学にて学士、修士首席修了、現在同大学院ソリスト課程に在籍。世界的ピアニストを輩出し続ける「コモ湖国際ピアノアカデミー」の最年少生徒として認められて以来、イタリアでも研鑽を積む。ウィーンの三羽烏パウル・バドゥラ=スコダ氏に10年に亘り師事。音楽理論・作曲を高橋千佳子、永冨正之、松本日之春の各氏に師事。2017年横浜文化賞文化・芸術奨励賞受賞。